"好き"



その日の、午後。


突然、あたしの家のインターホンが鳴った。


誰だろう?
誰も来る約束してないし。
琉はさっきおやつ食べに来たとこだし。
っていうか、琉はインターホン押さないし。


あたしはいろいろ考えながら、インターホンの通話ボタンを押す。


セールスマンとかだったら嫌だなぁ。





「はい」


「ーーあ、八草?」


うちのインターホンは旧式のため、カメラがついていない。


だから、誰か分からないーーーはずがない!!

この声は!!!