"好き"



「おはよ」


「んぁ?ーー…おはよぉ」


俺が朝ご飯を食べに、かなの家へ上がる。


合鍵は持ってるし、家は隣だ。


小さい頃からそれがお決まりだったため、今でもかなの家のインターホンは鳴らしたことがない。



俺はかなの部屋へずかずか入り込んで、かなを起こすのだ。

これがいつものパターン。