"好き"



少し待つと、「おー、おはよ〜大橋」と笑いながら琉が登場した。


うちのトイレを掃除してくれていたのだ。

「丸聞こえだったぞ、大橋。
俺がお前より早く来ることなんか、あり得ないだろ」


「ーーーーーあっ……」


大橋は気付いたようだ。



三食ご飯を共にするあたしと琉が、朝会わないなんてこと、まずない。


だいたい、あたしは琉に起こしてもらわないと起きれない。


だから、大橋が琉より早くあたしの家に来たのなら、あたしはまだ寝てるはず。