その日の夜、あたしはベッドの中で、情けないことに、泣いていた。


本当のところ、あたしは泣いてはいけないと思う。


琉は精一杯、あたしと恋人の関係になろうと頑張ってくれていた。


それを分かりながら、余裕が無くて受け入れられなかったのはあたし。



だから、あたしが琉との関係を壊したんだ。


あたしが原因。








あたしが…琉を傷つけた。