"好き"



落ち込むあたしの目の前に、琉は湯気のたってるお椀を突き出してきた。


「とりあえず、明日謝ることにして。
もう夜だから。これ食べて、もう1回寝なよ」


「うん……これ、琉が作ったの?」

「えっ!あっ、うん……まぁ……」


お椀の中にはうどんが入っていた。

ちゃんと、出汁の匂いがする。


あたしは思い切って、一口食べた。


「あっ、大丈夫だよ!琉!!
ちゃんと味ついてるよ」


あたしが琉の方を向くと、琉は照れていた。