お買い物して、その ドキドキをごまかそうとするけど、 時間が経てばたつほど その手に意識は集中するだけだった。 「ふぅ〜たくさん買っちゃったな〜」 一時間経過。 時刻はお昼すぎで そろそろお腹もすいてきた。 お買い物をいったん中止して ベンチに腰掛けていると 「ほら」 声とともに目の前に差し出された オレンジジュース。 それを受け取ると 武下くんが隣に腰掛けた。