『そのデートを成功させるためにも 明日服買いに行こ!』 「え!」 『杏樹に、似合う服あたしが 選んであげる!』 やったぁ! コーディネートには自信がないあたし。 それに比べ瑞穂はすっごくオシャレだ。 「いくいく!」 『じゃあ明日の朝杏樹の家に行くね!』 「わかったー!」 明日の約束をおえて 電話をきる。 電話をかける前の ドキドキ感はいつしか なくなって、今は 明日のわくわく感だけが あたしの心を支配していた。