「サマースクールのことなんだけどな?」 やっぱりー! もぉ〜 毎日あることは わかってるから〜 と、思っていると担任から 想像してなかった言葉が。 「受けるやつお前だけだから コイツに先生役頼んだから」 そう言って、武下くんの 背中をポンと叩いた。 「よろしくな、」 「あ、うん……!」 「じゃ それだけだからちゃんと 勉強するんだぞ〜」 ヒラヒラと手を振りながら 担任はどこかへ行ってしまった。