だけど! そんなんじゃ、俺は 許さねぇよ? ちゃんと、目ぇ見て 呼んで欲しいしな 「杏樹…こっち向いて?」 机に身を乗り出して 向かいに座る杏樹に近づく。 「ふ、ふぇ……」 と、素っ頓狂な声を出す。 それがまた俺の 理性を崩していて… 「向いてくれねぇと、キス…するかもよ?」 「えぇっ!!?」 と、ちょっとした脅しに 勢い良く顔を上げた杏樹。 「やっと、こっちむいた」 と、俺が微笑むと 赤面顔プラス上目遣い。 俺の心が、やられてしまいそうだ……