「じゃあ、ちょっと公園行ってくるね」 「はーい、行ってらっしゃい!」 快く送り出してくれた お母さんによけいに ドキドキが加速する。 ふぅーーーー……… 深呼吸して、 武下くんについていく。 家から5分くらいしたところに ある小さな公園。 小さい公園だから すべり台とか、ベンチとかしかない ここにつくまでは お互い何も話さなかった。 というか、話せなかった。