悪魔と執事と無感情少女

はぁ、もういいや

「なに?早く話せよ」




「話をきいてくれる気になりましたのね」





いちいち気持ち悪い


「話とはお父様の御誕生日に招待しにきたのです」



誕生日だと?そんなのにいくわけがないだろう

勝手に祝っとけって話し


「いかないにきまってるだろ」

「あら?何故ですの?お父様が招待なさるのは滅多にないことですのに」

「はぁ?どーでもいいしそんなこと。てか、そんなに招待しないなら誰もこないんじゃねぇのか?」


「あなた、お馬鹿さんなのですね」

そう言うとクスクスと笑った


馬鹿だとかわかってるから

「知らないの?お父様はお偉い様なのですよ?そんな方の御誕生日にこないなどとそんなことなさらないものですよ?」


「あっそ、でもいかねぇよ」



皆が行ってるからって私まで行かなくてもいいだろ

「いえ、絶対こなくてはなりません。そうですよね?翔鸞?」






「……はぃ」




「ですから、いらしてくださいね」

「いかねぇよ」






誰が行くか


「お口が悪いのもなおしたほうがよろしくて?」


いちいちウザいんだよ

はやくこの場から立ち去れ


「あら、もう帰らないといけませんね。御誕生日は十日後ですのでね。ではまた」




そう言うと翔鸞と蓮が頭を下げた

なんでそこまでしなくちゃならないんだよ












閑は黒い煙の中へと消えていった