悪魔と執事と無感情少女

「ない」




そう言って私は探すのを続けた






父さんの部屋だ


机の引き出しの一番上

さっきも探したけどなかった


突っかかってるのかもしれない

「壊してもいいよね…」


ギ、ギギギギ…

ガタン


取れた




「……あった」

これか

なんか書いてある





『お母さんから栄華へ』






お母さん?


って私の本当お母さん?



ウソ…

なんでこんなものが






お母さんは私が小学校の一年生ぐらいのときにに死んだのだ


でも私はその時の記憶をはっきりとおぼえている




…思い出したくない


でもお父さんが言ってたし



きかないとだめだ




「翔鸞、蓮、あった。だからラジカセ持ってきて」