悪魔と執事と無感情少女

久しぶりの人間界


あんまり変わってない


「病院へ行け」


ん?

病院?


「なんで?」


「ならまず家に行こうか」

「翔鸞様。なにも言わずいいのですか?」

なにを?

なんか隠してんの?


「蓮。なに隠してんの」


「翔鸞様もういいでしょう」


そういうと蓮は思いもしないことを言った


「栄華様。落ち着いてよくお聞き下さい。栄華様のご家族方が事故に合いお亡くなられました」


思考が停止した


死んだ?


事故で?

「父さん、も?」


「……」


そっかとうとうホントの独りぼっちになっちゃったね


「うん。わかった」


二人は目を丸くして驚いている


そりゃそうだ


私が無反応だから


「もう、いい。帰ろ」


帰りたい眠くなってきたし


「栄華…様、なにも思わないのですか?」


え?

蓮がいきなりびっくりしたようにきいてきた

「あー、うん。そうみたい。もともと仲よかったとかそう言うんじゃなかったし」


するといきなり蓮の手が振り上がった


パーン


なに?頬を叩かれた?

「なに、するの?」


痛くなかった


翔鸞もびっくりしていた

「栄華様!ご家族が亡くなったのですよ!!それを、それを、なんとも思わないとは酷すぎます!ご家族の元へ行って下さい!!」


「…」





ふざけすぎだよ


「蓮、私は、いかない」


パシッ

「なに?」

翔鸞が腕をにぎった

「行け」


なに?翔鸞まで?