悪魔と執事と無感情少女

「いら…つ…く…。自分…はぁはぁ」



言葉が出ない

「栄華様、落ち着いてください!」


パシッ

蓮が手を伸ばしてきたのを振りはらった


「よ…けい…‥な、こと…す…るな」



睨むように見た



「栄華様、シビレ華の効果は約一週間程度で治ります…」



一週間

一週間も面倒をみられなきゃいけないんだ


「で、てけ…」


「そし…て、だ…れも、いれ…る、な…」



蓮は頭を下げ

「なにかありましたら、すぐお呼び下さい」



そして出て行った




刃物…

こんな使えない体いらない

だから切り捨てる

そしたら本能で動くかもしれない



キョロキョロ見渡すと

部屋の隅に机があり机の上に鉛筆などと一緒においてあった


「と、お…い」


けどじっとしたくない



ドサ

ベッドからおりて
正確にいえば落ちたのだ

そして動かない身体を頑張って動かした




やっと届きそうな距離になった途端



バンッ!


「しょ、しょ…う…らん」


翔鸞が入ってきたのだ

「蓮は栄華のくちにできるものを今すぐもってこい。」

「かしこまりました」

蓮はペコっと頭を下げ行ってしまった


「はぁ…なんなんだ貴様は。口からは血が出てる、それになんでそこにいる。なにを取ろうとした」



「…」


私が下を向いていると

いきなり身体がういた

「なに…を…する…、おろ…せ」


「じっとしとけ」


すると翔鸞は私をベッドにおろすと

接吻をしてきた


「んっ…はなっ……んんっ......せっ…」


「治った。てかなんで口からは血が出ているのだ?」


「…」


おまえなんぞに話すか




トントン
「翔鸞様、御食事をお持ちいたしました」


「あぁ、入れ」


食事?

食べない

食べたくもない




はぁ…迷惑だ



翔鸞が私の口元にスープをもってきて食べさせようとしている

「食べろ。食べさしてやる」


バシッ


ガッシャン

パリンッ


私がスープをはらったのだ


「めい…わ…く、だ…から」


蓮が片付けている


「食べろ。」


次はお粥を口元にもってきた


「だ…から、…めい…わ…く…だって、いっ…て…る……で………しょ」




イライラする


なぜ?わからない

なぜかイライラする


私が下を向くと

「…また夜来てやる」


翔鸞がそう言って出て行った

蓮が私が落とした皿などを片付けている