んん〜〜……

眠い

なんかお姫様抱っこされてるみたい
ムニャムニャ


お姫様抱っこ?




ぱちっ

「やっと目を覚ましたか」


実際にお姫様抱っこされてる


「おろせ」


「無理」

ゴッ



「うっ…ゴホッ」

ふん

自業自得だ


「貴様というやつは…」


「ふん」


「はぁ、可愛くない」

可愛くなくていいし



てか

おまえに関係ないだろ


「ついてこい、ぼさっとするな」


「…」

してないし








「おい、ついたぞ」


『おかえりなさいませ翔鸞様栄華様』




執事?

ホント王なんですね





て言うかここ豪邸ですか?

なんて言うか馬鹿広い


ありえないくらい広い



翔鸞が執事と何か話してる

すると執事がこっちに近づいてくる




なに?私なんかされるの?

すると一人の執事が

「栄華様、よく悪魔界に来てくださいました。私翔鸞様の側近の執事、蓮(れん)と申します。そして栄華様の執事となります。なんなりとお申し付けください」

蓮、か…

笑顔がキラキラしてる


「はい、よろしくお願いします。蓮さん」

「蓮、でいいですよ」

あと敬語もよしてくださいと言ってまたキラキラの笑顔でいってきた

「うん、蓮よろしく」

「はい!栄華様」


栄華様ってやめてほしいな

なんか嫌だ


「お着替えの服を用意致しましたのでお着替えください」

と言ってペコっと頭を下げた