色々な会話を唯笆としていき、15分経って学校についた。

靴を脱ぎ、校舎用のスリッパに履き替えた時だった。



『貴方…色葉紗槻ちゃんよね?』

…!

誰かに声を掛けられた。

そこには巫女の服装をした“私”がいた。

「だ、誰ですか…あなた…」

『あ。貴方と同じ格好をしていて驚いたのね。今本当の姿になれないからこのまま話してもいいかしら?』

「いいですけど…貴方は誰ですか…?」

恐れながらも、聞いてみた。

『私は貴方の“影”。貴方の行動を鏡のように写す…人』

影…?