私が目を覚ますとディフは安心したようにくしゃりと笑った。


そう言えばよくわからない質問をされた。


『昨日、俺になんて言ったか覚えてるか?』


だっけ。


もしかしたら不味いこと言っちゃったのかな。


記憶にないけれど。


でも、ディフはなんだか冷たくて。


心のとこ行ってやれって私を家から追い出すようなことを言った。


何か傷つけるようなことを言ったんなら謝るから。


私を拒絶しないでよ。