人魚姫と海の涙

気が付いたときには「ディフ・ラグズ」という名から「時廻 薬」という名に変わり。


殺人狂の一家の一人として数えられていた。


それからの日々は嫌なほどに記憶に焼き付く地獄だった。


毎日毎日毎日人が目の前で殺され続けた。


その次には刃物を握らされ、人殺しを強要された。


俺は血で汚れていった。


体に巻き付いた血の鎖。


それがほどけたなら、俺は『平和』を手に出来るのか?