「お嬢様って本当に嫌なものなんだよ。
迂闊に街になんか出ちゃったらちやほやされて。
気持ち悪い。
小さな頃はそれも楽しかったけどね。
25にもなると。
ただただ気分が悪くなるだけ。
一回り以上も年が離れた大人達に傅かれる趣味は生憎私にはないっつーの。
それが鬱陶しくってさ。
それに、あんなこともあったし。
私があのコロニーを出たのは15歳のとき。
ん?あんたもそのくらいの年?
ふふ。本当に。
私なんかよりあの子達に縁があるんじゃない、あんたは。
んーん、なんでもない。
それでね、実家を出てまで私がしたかったことは、旅。
世界中のコロニーを巡って、色々な人々の暮らしを見たかった。
私みたいな馬鹿が、海を統べている世を見たかった」
迂闊に街になんか出ちゃったらちやほやされて。
気持ち悪い。
小さな頃はそれも楽しかったけどね。
25にもなると。
ただただ気分が悪くなるだけ。
一回り以上も年が離れた大人達に傅かれる趣味は生憎私にはないっつーの。
それが鬱陶しくってさ。
それに、あんなこともあったし。
私があのコロニーを出たのは15歳のとき。
ん?あんたもそのくらいの年?
ふふ。本当に。
私なんかよりあの子達に縁があるんじゃない、あんたは。
んーん、なんでもない。
それでね、実家を出てまで私がしたかったことは、旅。
世界中のコロニーを巡って、色々な人々の暮らしを見たかった。
私みたいな馬鹿が、海を統べている世を見たかった」

