トントン

「よっ!夏希」

颯太は夏希の後ろから肩を叩いた。

「…そ、颯…太?」

振り向いた夏希の顔はとても焦っているようで顔色悪かった。
息も上がっているようだった。

(やけに顔色わりーな大丈夫か?)




「ん?どうした顔色わりーぞ?

変なものでも食ったか?」



「ううん大丈夫
颯太じゃないんだし大丈夫」



(うぇ⁉︎俺変なもの食ったっけなぁ…?

味覚おかしいとか言われるけど…)



「あっ!部活なんだ!!

そろそろ行かねぇと先輩に怒られる!!

じゃあなっ!!」



「うん。
部活頑張って!またね」





(頑張ってだって!!!

よっしゃー

頑張るぞ!!!)