そして放課後になりました。


「まなか!まなか!早く見に行こ」

「あっ、うん」



正門も前まで来てみると …


何でこんなに人がいるの !!


しかも全員女の子だし !



「まなか!いたよ!あれが紡先輩」



麻夜ちゃんが指さした方をみるとそこには、今朝無視した人がいました。



「まなかっ!格好いいよね」

「あっ‥うん、そうだね」



まあ、格好いいっちゃ格好いい。


だけど …

絶対性格悪そう !!




「あの麻夜ちゃん…」

「どおしたのまなか?」

「私用事思い出したから帰るね」



それから私わその場を離れようとした 。



だけど …





「ねえ。」

「ねえ。」



んん!誰に話しかけてるんだろう?
まあいいや!
早く帰ろっと…


その時




「お前だよ!」

そお言って彼は私の肩に手をかけた。



「わ、私! ですか?」

「だったら何?」

「えっ…何ってこっちが聞きたいんだけど…」


「いいからきて」

「えっ …!ちょっと」


そおいって黒い車に乗せられた。


「登真。出せ」

「かしこまりました。」



登真とゆわれた30歳くらいの人は
車を走られた 。



「あの~?」

「何?」

「いやいや、私帰りたいんですけど?」

「だから?」

「だから…、下ろしてください」

「無理」

「えっ…」



今無理ってゆったよね …



「どうしてですか?」

「理由なんてない」

「困ります!」

「そおいえば、名前は?」



話そらされた !!



「ですから!困りま…」

「名前は?」

「・・城花まなかです。…」

「ふーん。まなか…ね」

「そっそおゆうあなたこそ」

「俺?俺は桜木紡」

「あっあの!今朝会いましたよねっ」

「あ~、あれね」

「せっかく頭下げたのにどおして無視したんですか!」


「さー」

「さーって …。てかこれからどこ行くんですか?」

「まなかの家だよ?」



送ってくれるんだ。
意外にいい人かも…


紡先輩って ・・