まだ慣れてない感じがある

バンドマンの歌声が

楽屋まで届てる




「はあ…」



今日もキミはギリギリにくる



「やほー、ユウ」


「タクミ!

遅かったね 来るの」



いきなり入って来た彼に

さっきまでの顔とは違う

明るい笑顔をみせたあたし



「ちょびっと用事があってねー♪」


なんだか今日のタクミは

ご機嫌みたい