余命宣告。~奇跡の恋~





『…今は、帰って。




ちゃんと、親御さんのもとへ、帰りなさい。




また、明日元気な貴方を美晴に見せてちょうだい。』






…ーーーっ!







『…はいっ!』








俺は涙をこらえながら、





大きく頷いた。