パタン。 と、扉が閉まる音がした。 『…啓君。 …っっ。私、生きたいよ。 まだ、告白さえしてないってのにね。 そのまま死ぬなんてイヤだよ。 …っっっ。』 嗚咽が止まらない。 ねぇ、 神様。 私は、何かしましたか? なんで、死なないといけないんですか?