私は目をつむっていた

そしてそっと開けると

上に平祐の顔があった

なんか襲われた感じになっている

(近い…!近すぎだよぉ…?!)

「痛てて…。大丈夫か?あっ…」

平祐は自分の体制に気づいた

そして私の顔を見ている

目を大きく見開いていた

状況がわかってないらしく

「へっ、平祐?」

「……へっ?」

「ちっ、近いから…離れて?」

そーいった

「あっ!わっ、わりぃ…」

平祐は顔を赤くしてどけてくれた

みると耳まで赤くなっていた

「……帰ろっか!」

「そうだな!…」

そう言ってまた河原の坂を登って

家を目指して二人で歩いた