そして彼女は

「綺麗…」

そうつぶやいた

「本当だねっ!」

そう言って僕は彼女の方を見て笑った

嬉しかった

2人で虹を見たこの時を

僕は一生忘れないだろう

そんな事を思っていると

彼女は僕の顔を見ていた

びっくりして

「僕の顔に何かついてる?」

そう聞いた

すると彼女は

「いや、何も無い」

そう言ってバス停に戻った