そしてまた、キミに。




ーーーーー



「優ちゃん、、ごめん!」


「…え」



夜の10時。
コンビニに行こうと家を出ると、
なぜか家の前に大輝がいた。

そして今、なぜか謝られている。



「えっと…どうしたの?」


「俺…勘違いしてたんだ」

「…何を?」


「亮さんのことは、今は友達としての気持ちだけみたい。
優ちゃんに言ったこと姉ちゃんに話したら、すっげー怒られた」



ーー『絶対亮さんのこと好きだと思うんだよね、姉ちゃん。』


そう言えば前にそんなこと言ってたっけ。

でもそれは…



「俺と会ったときくらいから、優ちゃんが亮さんのこと避けてるっぽいって聞いて…

変なこと言って、ほんっっとにごめん」


「違うよ。それは…」

「でも俺は、優ちゃんと亮さんの仲を裂こうと思ってたわけじゃなくて、、

…いやでも、そういうことになるのか?

ううん、違う、そうじゃなくて…」