そしてまた、キミに。

【優side】




眠たい目を擦りながら学校に来たアタシは
朝から屋上でのんびりしていた。








ん〜…



本当落ち着く。






雲一つない澄んだ空。


こうやって自然の音を聞きながら
過ごす時間が好き。







「あー、
坂口さんや」

清水君に見つかる。


「サボりとかホンマ不良やな〜」

と言いながらアタシの隣に座る。



…清水君もサボってるじゃん。