ま、今回は関係ないけどね。
それにしても、ほんとによかった…。
押し付けられなくて。
今頃、悔しがってんだろうなぁ…、西園寺さん。
想像すると、気分が良かった。
─────────
──────
───…
…なーんて考えていた昨日の自分に忠告してやりたい。
“あの女豹どもが、そんな簡単に降伏するか”
…と。
「あら、中里さん。」
目の前にきたのは、担任のオバサンだった。
「…なんですか。」
あくまでも、笑顔で対応。
「実行委員の渡辺さんが、今日風邪でお休みなのよ。
あなた渡辺さんと仲良かったじゃない?
だから、代わりにお願いしようと思って。」
あたしと渡辺さんが仲がよかった?
「どの口が言うんですかww」
「なっ…!」
「あ、スミマセン。つい…」
「~~~~~~~~ッ!!」
「…それで、仕事をあたしにやれ、と?」
あたしが本題に戻すと、少々不満げな顔をした後、オバサンが言った。
「そうよ。
あなたクラスで一番仲がよかったじゃない。」
だから、なに言ってんだって。
「…皆さんも、そう思いますよねぇ?」
オバサンがクラスに問いかけると、クラス全員が頷いた。
所々含み笑いが聞こえる。
…チッ。
はめられたか。
めんどくさ。
渡辺さん、どうせ清桜祭までずっと休む気だろうなー。
しょうがない、これが運命だと思って受け入れるとするか。
あたしは渋々「はい。」と答えた。
その答えを聞いたときの、オバサンとクラスメイトの嬉しそうな顔と言ったら。
いつか絶対吠え面かかせてやりたいと思った。
それにしても、ほんとによかった…。
押し付けられなくて。
今頃、悔しがってんだろうなぁ…、西園寺さん。
想像すると、気分が良かった。
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───…
…なーんて考えていた昨日の自分に忠告してやりたい。
“あの女豹どもが、そんな簡単に降伏するか”
…と。
「あら、中里さん。」
目の前にきたのは、担任のオバサンだった。
「…なんですか。」
あくまでも、笑顔で対応。
「実行委員の渡辺さんが、今日風邪でお休みなのよ。
あなた渡辺さんと仲良かったじゃない?
だから、代わりにお願いしようと思って。」
あたしと渡辺さんが仲がよかった?
「どの口が言うんですかww」
「なっ…!」
「あ、スミマセン。つい…」
「~~~~~~~~ッ!!」
「…それで、仕事をあたしにやれ、と?」
あたしが本題に戻すと、少々不満げな顔をした後、オバサンが言った。
「そうよ。
あなたクラスで一番仲がよかったじゃない。」
だから、なに言ってんだって。
「…皆さんも、そう思いますよねぇ?」
オバサンがクラスに問いかけると、クラス全員が頷いた。
所々含み笑いが聞こえる。
…チッ。
はめられたか。
めんどくさ。
渡辺さん、どうせ清桜祭までずっと休む気だろうなー。
しょうがない、これが運命だと思って受け入れるとするか。
あたしは渋々「はい。」と答えた。
その答えを聞いたときの、オバサンとクラスメイトの嬉しそうな顔と言ったら。
いつか絶対吠え面かかせてやりたいと思った。


