ずっと、あなた。

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図星なところを当てるのも上手い


「いや、それは…」

増「前からだろ…男で左右されるの」


言い返せず俯いていると
彼はドアの方へ歩き出す

すれ違いざま肩をポンッと叩かれ


増「相談なら…聞いてやる」


そう言って増田さんは
部屋から出ていった


ミスだらけの資料を握りしめ
私も個室を出た

涼しい顔をして
仕事に取りかかっている増田さん


一瞬でも頼りたいと思った自分に
少し苛立ってしまう

私はまだ手越と…
本音で話したことなんてないんだ

嫌われるのが怖くて。

知らないことばかり…



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