ずっと、あなた。

_



嬉しいのに悲しい。


加「ごめん俺も勢いで…」


自分の顔を手で覆い
背を向けているシゲ


加「返事はいらないから」


「もう、シゲ…酔ってる?」


背中を叩くと
彼は笑いながら振り返って


加「走ったから酔いがまわってる」


そう言って私の手を握った



_