「育実、そっちも美味そうだな。一口くれよ」
「いいよ、はい」
空夜に一口分けると、空夜も自分のグレープフルーツのタルトをを一口育実に食べさせた。
「・・・・・・俺とあいつとは大違い」
「あいつ?」
「おっと・・・・・・」
気になることを言ったのに内緒にされたので、空夜と育実は再度同じ質問をした。
「内緒」
「とても嫌いな人なの?」
「育実、だから俺達とは大違いであることを言ったんだろ?」
「そうだった」
育実と空夜が話していることを聞いて、璃穏は首を横に振る。
「違うよ、嫌いじゃない」
「そうなの?」
「ただ、腹が立つだけ」
璃穏が言ったことはあまり大差がないような気がすることを空夜と育実はそのまま口に出さないことにした。
次の日の夜、キッチンから自分の部屋に入ると、空夜が寝転がって何かを見ている。
「何を見ているの?空夜・・・・・・あ!」
「ちょっ!何取り上げようとしているんだよ!」
「これは見ないで!」
育実と空夜が大声で怒鳴っているので、璃穏は気になって二人がいるところまで走った。
「二人ともどうしたの?」
「璃穏兄ちゃん・・・・・・」
「あれ?それは・・・・・・卒業アルバム?」
「いいよ、はい」
空夜に一口分けると、空夜も自分のグレープフルーツのタルトをを一口育実に食べさせた。
「・・・・・・俺とあいつとは大違い」
「あいつ?」
「おっと・・・・・・」
気になることを言ったのに内緒にされたので、空夜と育実は再度同じ質問をした。
「内緒」
「とても嫌いな人なの?」
「育実、だから俺達とは大違いであることを言ったんだろ?」
「そうだった」
育実と空夜が話していることを聞いて、璃穏は首を横に振る。
「違うよ、嫌いじゃない」
「そうなの?」
「ただ、腹が立つだけ」
璃穏が言ったことはあまり大差がないような気がすることを空夜と育実はそのまま口に出さないことにした。
次の日の夜、キッチンから自分の部屋に入ると、空夜が寝転がって何かを見ている。
「何を見ているの?空夜・・・・・・あ!」
「ちょっ!何取り上げようとしているんだよ!」
「これは見ないで!」
育実と空夜が大声で怒鳴っているので、璃穏は気になって二人がいるところまで走った。
「二人ともどうしたの?」
「璃穏兄ちゃん・・・・・・」
「あれ?それは・・・・・・卒業アルバム?」

