宿題だったら、学校にいる間に済ませてしまった。観ていたドラマは終わったばかりなので、もう観ることができない。
「あ! 思い出した!」
「何?」
実は先日のこと、潤一と悠に家に遊びに行きたいことを言われて、璃穏はそれをやんわりと断った。
理由はもちろん、育実の家に一緒に住んでいるからで、もしもそのことを知られてしまったら、大事になるのは目に見えている。
「そんな話をしていたんだ・・・・・・」
「うん、危なかった・・・・・・」
まさかそんなことを言われるとは思っていなかったので、予想外のことだった。
「あっさり諦めたの?」
「悠君はすぐに納得してくれたよ」
ただ、潤一はなかなか諦めてくれず、最終的に悠も璃穏と同じように諦めるように言ってくれた。
「ところで、どうやって断ったの?」
「そこは適当に・・・・・・」
かなり焦っていて、適当なことをペラペラと言っていた気がする。
「育磨がいるから、駄目なことを言えば良かったかも・・・・・・」
「育磨さんはここに住んでいないよ?」
「・・・・・・わかっているよ」
そのとき璃穏の携帯電話が鳴って、タイミング良く育磨がメールを送ってきた。
「あ! 思い出した!」
「何?」
実は先日のこと、潤一と悠に家に遊びに行きたいことを言われて、璃穏はそれをやんわりと断った。
理由はもちろん、育実の家に一緒に住んでいるからで、もしもそのことを知られてしまったら、大事になるのは目に見えている。
「そんな話をしていたんだ・・・・・・」
「うん、危なかった・・・・・・」
まさかそんなことを言われるとは思っていなかったので、予想外のことだった。
「あっさり諦めたの?」
「悠君はすぐに納得してくれたよ」
ただ、潤一はなかなか諦めてくれず、最終的に悠も璃穏と同じように諦めるように言ってくれた。
「ところで、どうやって断ったの?」
「そこは適当に・・・・・・」
かなり焦っていて、適当なことをペラペラと言っていた気がする。
「育磨がいるから、駄目なことを言えば良かったかも・・・・・・」
「育磨さんはここに住んでいないよ?」
「・・・・・・わかっているよ」
そのとき璃穏の携帯電話が鳴って、タイミング良く育磨がメールを送ってきた。

