「ハニィー❤」

私の彼氏。芹ノ宮王戯。24歳。
通称せりちゃん。職業、デザイナー。

「ねー!葵伊ー!ちゅーしょー❤」


あ、こいつの名前の読み方、
きみぎって言うの。変わってるよね。
まあ、変わってるのは名前だけじゃ
ないんけど(笑

私の名前は宮下葵伊。高校二年生。17歳。
こんな子供でも、王戯は、私のことを
好きになってくれたんだ。

でも、私には、好きな人が沢山いる。

別にただすきなだけで、付き合いたいっておもうほどじゃ、ないんだけど。

その一人目が…

「葵伊」



誰かに呼ばれた。


半分友達?で、半分、セフレみたいな
存在な人。

怜嬌妖也。25歳。私は、よーやって、よんでいる。
秘密主義で、なんの仕事をしてるのかは、知らない。しかも女好き。変態。

王戯と良い勝負だと思う。

「なに?」

「寒い。抱きしめて良い?」
最近、なんかやけに優しくなった。
なんでだろ?前まではツンツンだったのに。
本当、つかみ所がないなぁ…

「最近なんで、優しくなったの?
なんかへんだよ?」

私は、よーやに、問いた。

「・・・」

こうやってすぐ黙る。
なんで?心配になってくる。


「葵伊!俺もかまってー!(泣」

「忘れてたw」

「酷い!」
王戯は、泣いてショックをうけている。


「はあー、じゃあ、二人とも!
今日お仕事お休みでしょ?
出かけよう!気分転換に!」

「本当⁉」
王戯は、目を輝かせて、嬉しそう。