だって…




ゆうきは自転車を押して一緒に歩いてくれたことはないよ……




ゆうきは私を家まで送ってくれなかったよ……




バイバイを言って見送るのはいつも私の方だったから……






彼女があまりにも彼女扱いされていることが、羨ましくて私は泣いてしまった。