頭に黒のミニスカートが浮かぶと同時に、目を見開いて反射的に暴れた。 「危ないって。」 抵抗虚しく、晴樹に簡単に抑え込まれる。 「うぐー…。」 唸るものの、何事もなかったように抱え直され、 気付けば寝室に連れていかれていた。 ──ドサッ ふかふかの布団の上に落とされる。 「………っ!」 見慣れた寝室だけど、そこはまるで別の世界のようで。