incomplete...ネット失恋愛





白い背景に青空のトップ画。

菫色の文字でブログタイトル、そしてその下に4行の詩。

…見慣れた、通い慣れた彼の世界が、そこにあった。


胸が締め付けられる思いというのは、きっとこんな感じだろう。

息が止まり、動悸がして、悲しくないのに目の奥が熱を持った。

吐いた息が熱い。


よかった。

彼は生きていた。

最悪死んでしまったのかと思っていた。

でもこうやって戻ってきてくれて改めて、死んでいたら休止中にもできないと気づき、自分の浅はかすぎる発想に苦笑した。


…あれ?

画面のなかの青空に気を取られ見落としていたけど、ブログの記事がすべて消え、リンクが1つしかなくなっている。


『みんなへ。』というタイトル。

嫌な予感しかしない。

なんなんだろう。

でも、わたし達に宛てられたものだから、見たくはなかったけど、見るしかなかった。