なにか、彼の力になれることはないのだろうか。
この語彙力0のわたしにも、なにか…。
そう思って閉じていたブラウザを開いてわたしは硬直した。
『休止中です。』
掠れた吐息に似た声が漏れた。
…休止中?
さっきまで普通に繋がってたよね?なんの前触れもなく、休止?どういうこと?様々な疑問が頭のなかを飛び交い、1つも消えることなく最終的にはわたしはパニックに陥った。
サーバー側に問題があるのではないかと、何度かページを更新し、どこかクリックできるところはないかと、余白ばかりの画面を隅々までチェックした。
なにもなかった。
意味がわからなかった。
春の冷たい夜に嫌な汗が吹き出る。
美咲の身になにかあったのか、それとも彼自身になにか…?
考えても考えても、なにもわからなかった。



