“妻よ、息子よ、許しておくれ…おれが悪かった”

“母さん、おれが…おれが悪かった”


大切なものを失って、べつべつの2頭は同じ答えにたどり着いた

悔やんでも戻らないものを思いながら、2頭は生き続けた



大きな大きな森の中、動物たちは平和だった
罪の欠片を感じながら、平和に暮らしていた


       ──END──