「とりあえずアメは制服に着替えてね。服買いに行ってからデートしよう!」
「…わかった」
とりあえず制服に着替えて戻ると見事にれーは化けていた。
普段でもカッコイイれーが超絶猛烈にカッコよく化けていた。
「え?何?どこの事務所の方ですか?」
「ははっ!そんなにカッコイイー?」
何回もコクコクと頷くとれーは柔らかく笑って、手を差し出してきた。
デートですから、なんて言いながら。
街中に出たら見丘さんなんか目じゃないくらいの敵意の視線。
何で私が知らない人に敵意を剥き出しにされなきゃいけないのかが謎で仕方ない。
「気にしなーい、気にしなーい。」
「れーモテモテじゃん」
「アメちゃんヤキモチー?」
「…なわけ」
「ははっ!」
れーがよく『なわけ』って言うからちょっと真似してみた。
でも本当は少しヤキモチ。
私だってこんなカッコイイれーを見るのは初めてなわけで、
そんなれーをこんなにいっぱいの女の人が目をハートにして見てたら、ちょっと悔しいし切ない。

