も、元カノ!? まさか、あのもさ男に彼女がいたのか!? どういう風に知り合って、どういう風に付き合って、どういう風に別れたのかすごくすごく気になる。 でも、そんなの聞ける状況ではなくて、俯いて泣きそうになっている彼を慰めることも出来なかった。 そのまま柊くんに促されるように帰路についた。 私の乗る電車のホームまで自然と彼は送ってくれる。 「じゃあ、また明日」 そう言って、彼は帰って行った。