初恋~君に捧げた季節~



そんなことを思ってるといつの間にかLHRが終わっていた




凌君も友達のところに行ってしまったみたいだ



ドン!



「おはよー!早希」




「あっ!和夏ー




もぉ!来るの遅いよー」




ごめんごめんと言いながら和夏は私の前の席に座る






「あれ?和夏の席そこなの?」





「早希ーちょっと失礼じゃない?」




親友の席がわからないなんてー



とか言いつつも和夏は笑っている





「?和夏なんかいい事あったの?」


「えっへへー


まぁねー。」



私のことじゃないけど



と言いながら和夏は私に顔を近づける




「早希!いつの間に河野君と仲良くなったのよ!」




「え!?」



別にさっき初めて話しただけだよ?




と和夏に言ったら




「いやー。あの早希が男子と話すなんてねー。 しかも入学早々モテモテな河野君と!」



…あーやっぱりモテるんだねー


爽やかだったし(笑)



モテます雰囲気醸し出してるよねー



とかおもっていたら授業開始のチャイムが鳴った



次の授業は…




総合だ!ラッキー ってまだ入学したてだから授業なんてないんだけどねー