初恋~君に捧げた季節~



「早希ーー!おはよーっ」



あっ!凌君だ!

朝から元気だなー


「凌くーん!おはよーっ!」


私も、叫んでみた

そしたら凌君は下を向いてこっちに走ってきた


荷物少ないなー。やっぱり女子と男子では量が違うんだなぁ


化粧水とかもないしねー

「おはよっ!早希」

「おはよっ!凌君来るの早いねー」


「んなことねぇよ。翔ももぅ来てる。」


「えっ?……あっ!ホントだ

しょーおー!」

なんか翔を呼んでみた


ビクッ


あっ!今翔ビクッってなってた

おもしろー


そしたら翔もこっちに走ってきた

「はよっ!早希、凌」


「あぁ。おはよっ」

「へへへっ、おはよー」


「まぁ取り敢えず今日から3日間よろしくな早希、凌!」


「うん!よろしく

そーいえば和夏がまだ来てないなー」


時計を見たら6時50分

そろそろ来てもいい時間だった






「はぁはぁっ

ごめん!早希!遅くなっちゃった」



あっ!和夏来た!

噂をすればってやつだね



「もぉー遅いよ、和夏

来ないかと思ったじゃんか!」


「こんな仲のいい友達をつくる大チャンスの行事に来ないわけないでしょ!

まぁ、ほとんどの女子は彼氏作り目当てだろうけどね」


そんな和夏の格好は服はパーカーに短パンと動きやすそうだ


でも髪は巻いてあり結んでない


まぁ、手にシュシュは付けてるけどね



良く見たら、女子はみんな髪をおろしていた

なんか結んでる私が、やる気満々みたいじゃん!


私もいつもは髪を巻いておろしている


まぁ動きやすいにこしたことはないよね


「早希ー?集合だって!」



「っごめん!今行くー」


気がつけば7時になっていた



よし!やっと待ちわびた林間学校の始まりだー!