初恋~君に捧げた季節~




「早希は部活何にはいんの?



またバレー?」





「ううん。バレーはもうやらないつもり


でも運動部がいいんだよなー


マネージャーでもいいかも!

凌君は?」


「俺はまたバレーかな


仲よかった先輩いるし!


早希バレー部のマネージャーやるか?

今募集中らしいんだ!」



「んーバレー部かぁ。

考えとくね」



バレー部のマネージャーでもいいかなー


でも募集中ってマネージャーいないのかなー?


さすがにマネージャーの一人や二人ならいて当たり前だよなー


凌君と同じ部活なら嬉しいけど男バレだから男の子ばっかりだよなー


んーーどーし「……き!早希!?」



「えっ!? うわぁっっ!」


驚いた拍子に前につんのめって階段を踏み外してしまった



ズッッドーーン!!





いったーー!くない!?


「えっ?」


「いってーな!


ちゃんと前向いて歩けよ!」


「へ?あ、うん、ごめん……






じゃなくて!凌君大丈夫!?」



そう、私は前にいた凌君を巻き込んで落ちてしまっていた


!?///////


し、し、しかも!


凌君押し倒しちゃってるーー!!!



ヤバイ!顔ちょー近い!


やっぱり綺麗な目してるなー



ドキッ


やば!目あっちゃった


「早希?あのさー」


「なに?」




「そろそろ降りてもらってもいい?」



「え?っわぁぁぁ!


ご、ごめんね!」


わたしはハイスピードで凌君の上から降りる




ふと凌君を見るとまた目があってしまった



ドキッ


ヤバイ


なんかめっちゃ鼓動が速くなってきた



めっちゃドキドキする!


私の心臓、階段から落ちてビックリしてんのかなー?