「あなたは私が出した条件をクリアなさいました。だけど、私があなたの側にいると約束しても…私はっ…あなたを好きになることはありません…っ」

それを聞いたラスフォールはニヤリと笑う。

「俺は珍しい髪色を持ったお前が好きだな。」

私はそれに何も答えない。

…ラスフォールから見て私はコレクション対象なのよ…

この人は私を一人の人間として見ていない…

「しかし、お前が俺を好きじゃないと触られることも拒むのなら…考えがある。」

「かん…がえ?」

私は彼の言葉が気になってラスフォールの目を見てしまった。

「お前が俺を好きになるんだ。体を使ってな…強引にでも。」

そう言った瞬間ラスフォールはまたニヤリと笑い私をソファーに押し倒した。