子供たちは私に抱きついてきた。

「サン姉ちゃん!どうしたの?!その髪!」

「切りたかったから切ったのよ。」

「そうなの?でもサン姉ちゃんの髪綺麗だったのになぁ〜。」

「ありがとう、リズム。髪はすぐに伸びるから大丈夫だよ。」

「うん…。サン姉ちゃん自分の髪大切にするんだよ?」

子供にこうも言われたら次また切ったときどうしようか。
そう思いながら、リズムの頭を撫でた。

「うん、ごめんね。」