執務室を出て行ったイヴを見たエレーヌは不気味に笑う。 「フフ、これで、邪魔者は消えたわ。やっと、やっと、私とエデン様との恋が叶うのよ。」 しかし、そんな言葉は今のエデンには聞こえなかった。 エデンは力が抜けたように床へと倒れた。 そんなエデンの頬に触れるエレーヌ。 「どんな手を使っても、必ず手にいれてみせるわ、あなたの心を。」