もう、逃げるしかない。 運良くまだ、食堂の扉の前に立っている兵士は倒れていた。 「…ごめん…なさいっ…」 そう言い切ったのと同時に思いっきり食堂の扉めがけて走り出した。 「お、おいっ!くそっ!兵士共なにやってんだ!あいつを捕まえろっ!」 後ろで何か言っているラスフォールの声が聞こえたが、今は聞き取る暇などない。 食堂を出て、知らない廊下を走る。 今は外に出るのが先決だ。