助けを求めようと周りを見たが、メイドはみな目を閉じていた。 見ないようにしているの…? でもどっちみちこの屋敷の人間はみんなラスフォールの味方なのよね…。 そう考えてると、近付く顔がもっと近くなってしまう。 「い、いやっ!」 唇に触れるか触れないかの距離で私は力いっぱいの力をかけてラスフォールを押した。 彼は目を見開いた。 そして、彼の手が緩まった瞬間に彼の腕の中から抜け出し、ラスフォールから離れた。