だけど、今日ラスフォールがこの屋敷に帰ってくるという知らせが来た。

いつ頃帰ってくるのかはわからなかった


あの人には負けないと思ってても、やっぱりあの襲われた事が蘇って怖くなる。

また今日もあの時みたいに襲われる可能性もあるかもしれない。

怖いけど、私にはあの兵士さんに貰った笛がある。

だから、とりあえず、今度は体を奪われる可能性は低い。

そう思って、私は首にかけたホイッスルペンダントを握った。